※エアロや換装の有無にこだわらない方は当記事の内容に加えて、Forzaエアロ装着やワイドボディ化、エンジン換装(A、Bクラス帯では6.2L V8や3.2L I6が強力)を行うとより速い車になります。エアロ、換装有でも当記事での内容はほぼ使えると思います。
目次
パーツ選択 Aクラス編
装着順ガイド
1.
AWD or RWD or 一部のFWD*1 → ラリータイヤ装着
大半のFWD → スリックタイヤ装着
2.リアタイヤ幅最大装着
3.リアトレッド幅最大装着
4.前後レーススタビライザー装着
5.ロールケージ装着(必須ではない)
6.軽量化装着
7.遠心式スーパーチャージャー装着(換装項目にあれば)
8.PI800付近までパワー強化(遠心式SC強化 > 排気系強化 > カムシャフト強化 > その他エンジンパーツ強化の優先順位で、PI800付近まで上げる)
9.スポーツトランスミッション装着(装着してもPIが1~2程度しか増えない、もしくはノーマルだと最高速が低すぎる場合に装着)*2
10.デフ装着(トラクション重視 → ラリー、ブレーキングの安定性 → ドリフト)
11.フロントトレッド幅、駆動系(ドライブシャフト)、ホイールなどでPI800に調整
12.パーツ購入画面で装着後の横Gが1.6以上である事を確認*3
パーツ解説
ラリータイヤ(高PIの方)
Aクラスにおいて最もPI効率の良いタイヤで、ほとんどの車で最適なタイヤとなります。
ただし、RWDの場合ドリフトタイヤを選択する場合もあります。この場合、ラリータイヤと同等の横グリップかつPIが少し低く済むので、その分パワーにPIを振る事が出来ますが、トラクションは大幅に劣るので低速コースは苦手になります。
フロントタイヤ幅は、よほどアンダーステアが酷い車でない限りは上げません(上げるとPI効率が悪い為)。
スリックタイヤ
大半のAクラスFWDで装着します。Aクラスだと大半のFWDはタイヤがパワーに負けて強烈なアンダーが出るので、フロントタイヤ幅最大も推奨になります。ただし、高速コースでの速さを重視する場合は、タイヤ幅を減らしてその分のPIをパワーに振るのも良いです。
リアタイヤ幅最大化
リアのグリップを上げる事が出来、PI効率も非常に良いです。リアのグリップを上げた分、スタビライザーやデフでの挙動調整幅が増えるという点でも、PI効率に優れるパーツです。
リアトレッド幅最大化
PIを消費せずにリアのグリップを上げる事が出来ます。
サスペンション
ほとんど場合、ノーマルで良いです。ただし、一部の車高の高いAWDやFWD、クラシックカーでは、ストリートもしくはスポーツサスペンションを装着すると挙動が安定して扱いやすくなる場合もあります。この辺りは車種によるので要テストです。
前後レーススタビライザー
セッティングで大幅にハンドリングを向上出来るので、必ず装着したいパーツです。PIコストもほぼ1程度です。
ロールケージ
必須ではないパーツです。加速よりも安定性とハンドリングを重視する場合に装着してください。どれを選ぶかですが、重くなるほど加速が悪くなる代わりにハンドリングが向上するという認識で良いです。
軽量化
PI効率が良いので装着します。PIが足りているのであればレース軽量化を優先して選んでください。元々PIが高い車でも、ストリート軽量化あたりが装着出来るなら装着したいところです。
遠心式スーパーチャージャー
最低限のPIで大幅にパワーアップする神のパーツです。装着出来る車種は必ず装着します。エンジンパーツでの項目もPIが許す限りグレードの高い物を選んでください。
排気系
パワー向上と同時に軽量化が行えます。軽量化自体がPI効率が良いので優先順位高めです。
カムシャフト
他のエンジンパーツよりPI効率がやや高めですが、パワーバンドが狭くなる点は注意が必要です。
スポーツトランスミッション
装着してもPIが上がらない、もしくはノーマルミッションだと最高速が低すぎる車種には装着します。Aだと最低でも290km/h程度は必要で、高速コースだと310km/hは欲しいです。
デフ
トラクション重視ならラリーデフを、ブレーキング時の安定性重視ならドリフトデフ(タイヤロックがやや軽減されます)を選択します。
最終的なPI調整
フロントトレッド幅、駆動系(ドライブシャフト)、ホイールどれで調整しても構いません。フロントトレッド幅は上げるとほんの少しだけオーバーステア傾向になるので、上げない選択肢も良いです。
※注意すべきパーツ
シングルターボ、ツインターボ
一部の車種では、ターボラグが原因でスタート時の加速が大幅に鈍化するデメリットがあります。アンチラグを装着しても発生します。
インタークーラー、オイルクーラー
パワーは稼げますが、重量増加のデメリットが大きいです。一部車種ではPIが下がる場合があるので、その場合は最後のPI調整に活用する事があります。
FWDではフロントが重くなる事で、トラクションが良くなるというメリットが生まれるので、十分採用価値のあるパーツとなります。
パーツ選択 Bクラス編
装着順ガイド
1.
FWD → ラリータイヤ、ドラッグタイヤの2つから選択
RWD or AWD → ストックタイヤ、ストリートタイヤの2つから選択
RWD(クラシックカー) → ビンテージタイヤ、ホワイトウォールビンテージの2つから選択
2.リアタイヤ幅最大装着
3.リアトレッド幅最大装着
4.前後レーススタビライザー装着
5.ロールケージ装着(必須ではない)
6.軽量化無し、ストリート軽量化、スポーツ軽量化、レース軽量化いずれかを選択
7.遠心式スーパーチャージャー装着(換装項目にあれば)
8.PI700付近までパワー強化(遠心式SC強化 > カムシャフト強化 > その他エンジンパーツ強化の優先順位で、PI700付近まで上げる)
9.スポーツトランスミッション装着(装着してもPIが1~2程度しか増えない、もしくはノーマルだと最高速が低すぎる場合に装着)*4
10.デフ装着(トラクション重視 → ラリー、ブレーキングの安定性 → ドリフト)
11.フロントトレッド幅、駆動系(ドライブシャフト)、ホイールなどでPI700に調整
12.パーツ購入画面で装着後の横Gが1.4以上(パワー重視なら1.3以上)である事を確認*5
パーツ解説
ラリータイヤ(高PIの方)
BクラスのFWDにおいて最もPI効率の良いタイヤで、ほとんどのBクラスFWDで最適です。
Bクラスではパワーに対してグリップが十分に足りてるので、フロントタイヤ幅はよほどアンダーステアが酷い車でない限りは上げません(上げるとPI効率が悪い為)。他のタイヤ、駆動方式でも同様です。
ドラッグタイヤ
BクラスのFWDで、元々のグリップが十分高い車種や、高速スプリントでの速さを優先してパワーにPIを振る場合に装着します。サーキットや低中速スプリントではラリータイヤにタイムで負ける事が多いです。発進加速が良いのでレースだと優位という利点があります。
ストック(標準)タイヤ
BクラスでのAWD、RWDでの選択肢です。元のハンドリングが良い場合や、高速コースでの速さを重視する場合はこちら。
ストリートタイヤ
BクラスでのAWD、RWDでの選択肢です。元のハンドリングが悪い場合や、低中速コースでの速さを重視する場合はこちら。
ビンテージタイヤ
BクラスでのクラシックカーRWDでの選択肢です。大半のクラシックカーはこちら。
ホワイトウォールビンテージ
BクラスでのクラシックカーRWDでの選択肢です。パワーに振りたい場合はこちらですが、低中速コースでは厳しい車になります。
ラリータイヤ(AWD、RWD)
元のハンドリングがあまりに酷い車種*6では採用する事があります。
リアタイヤ幅最大化
リアのグリップを上げる事が出来、PI効率も非常に良いです。リアのグリップを上げた分、スタビライザーやデフでの挙動調整幅が増えるという点でも、PI効率に優れるパーツです。
リアトレッド幅最大化
PIを消費せずにリアのグリップを上げる事が出来ます。
サスペンション
ほとんど場合、ノーマルで良いです。ただし、一部の車高の高いAWDやFWD、クラシックカーでは、ストリートもしくはスポーツサスペンションを装着すると挙動が安定して扱いやすくなる場合もあります。この辺りは車種によるので要テストです。
前後レーススタビライザー
セッティングで大幅にハンドリングを向上出来るので、必ず装着したいパーツです。PIコストもほぼ1程度です。
ロールケージ
必須ではないパーツです。加速よりも安定性とハンドリングを重視する場合に装着してください。どれを選ぶかですが、重くなるほど加速が悪くなる代わりにハンドリングが向上するという認識で良いです。
BクラスではAクラスよりも装着優先度は低いです。付けるとしてもストリート程度で抑える場合がほとんどです。
軽量化
Bクラスでは軽量化無し、ストリート軽量化、スポーツ軽量化、レース軽量化の中からの選択肢となります。軽量化をするほど低中速コースに強く、重くするほどパワーにPIを振れる分、高速コースに強くなるという認識で良いです。どのコースのタイムを重視するかによるので好みですが、悩む場合はスポーツかレースが無難な選択です。
遠心式スーパーチャージャー
最低限のPIで大幅にパワーアップする神のパーツです。装着出来る車種は必ず装着します。エンジンパーツでの項目もPIが許す限りグレードの高い物を選んでください。
排気系
パワー向上と同時に軽量化が行えますが、Bクラスだと軽量化するほどパワー不足の傾向になるので、Aクラスほどの優先度はありません。
カムシャフト
他のエンジンパーツよりPI効率がやや高めですが、パワーバンドが狭くなる点は注意が必要です。
スポーツトランスミッション
装着してもPIが上がらない、もしくはノーマルミッションだと最高速が低すぎる車種には装着します。Bだと最低でも245km/h程度は必要で、高速コースだと265km/hは欲しいです。
デフ
トラクション重視ならラリーデフを、ブレーキング時の安定性重視ならドリフトデフ(タイヤロックがやや軽減されます)を選択します。
最終的なPI調整
フロントトレッド幅、駆動系(ドライブシャフト)、ホイールどれで調整しても構いません。フロントトレッド幅を上げるとほんの少しだけオーバーステア傾向になるので、あえて上げない選択肢も良いです。
※注意すべきパーツ
シングルターボ、ツインターボ
一部の車種では、ターボラグが原因でスタート時の加速が大幅に鈍化するデメリットがあります。アンチラグを装着しても発生します。
インタークーラー、オイルクーラー
パワーは稼げますが、重量増加のデメリットが大きいです。一部車種ではPIが下がる場合があるので、その場合は最後のPI調整に活用する事があります。
FWDではフロントが重くなる事で、トラクションが良くなるというメリットが生まれるので、十分採用価値のあるパーツとなります。
セッティング
ノーマルサスペンション装着を前提とするので、アライメントやスプリングの調整についてはここでは触れません。
・空気圧
推奨値(すべてヤードポンド法表記になります、オプションで変更可能)
ストックタイヤ:22~24PSI
ストリートタイヤ:25~27PSI
ラリータイヤ:21~23PSI
ドリフトタイヤ:26~28PSI
スリックタイヤ:26~28PSI
ビンテージタイヤ:22~24PSI
ホワイトウォールビンテージ:20~22PSI
ドラッグタイヤ:15~17PSI
フロントが重い車はフロントを高めに、リアが重い車はリアを高めにしてください。
FWDの場合はフロント空気圧を推奨値より1~2PSIほど高くしてください。
・ギア比
Aクラスでは310km/h、Bクラスでは265km/hが出ればほとんどのコースに対応出来ます。特定のコースのみを走る場合はコースに合わせます。
・スタビライザー
推奨開始値
フロント15 /リア65
まず上記の数値でテストしてみて、不安定で乗りづらい場合はフロントを硬くしていってください。それでも不安定な場合はリアも少し柔らかくしていってください。
・デフ
フロント加速100 / 減速0
リア加速100 / 減速0
バランス 70
AWDは上記の数値からテストしてみて、ブレーキング時のタイヤロックが酷い場合はリアの減速を上げていってください。リアの減速は50程度まで一気に上げてみた方が変化が分かりやすいです。
一部のオーバーステアすぎる車種*7ではフロント減速も上げてみてください。
低中速コーナーの立ち上がりでトラクション不足な場合はバランスを下げてください。
RWD推奨開始値
加速75 / 減速0
低中速コーナーの立ち上がりでトラクション不足な場合は加速を下げてください。
ブレーキング時に不安定な場合は減速を上げていきますが、AWDほど極端にタイヤロックする車種は少ないと思います。
FWD推奨開始値
加速25~100 / 減速0
FWDの場合、加速&スピードの数値を見ながら加速デフを調整してください。極端に高い数値だとホイルスピンが酷くスタートや低速コーナーでのロスが大きくなる車種があります。
ブレーキング時に不安定な場合は減速を上げていきます。
テスト向きトラック
エスタディオサーキット
レイアウトのバランスが良くて、多くのランカーもこのコースでチューンを作っている事が多いです。
Aクラスだと58秒台(遅めの車種で59秒前半)、Bクラスだと1分4秒中盤から1分5秒中盤(遅めの車種で1分5秒後半)がPvPでの上位のタイムとしては多いので、1つの目標にしてみてください。
その他のコースでは、ヴァレデルリオスプリントあたりもレイアウトのバランスが良くセッティングテストに向いています。
この記事がマシンづくりのお役に立てば幸いです。
海外プレイヤーによる更に詳細な解説動画